社用車ETCカードの比較!ついでに経費削減も!

たとえ小さな会社であったとしても、法人化して社用車が何台かあるようなら、ETCカードの導入を検討すべきです。

単純に、社用車で高速道路を利用した際に受けられる(一般の)ETC割引だけではなく。協同組合が発行するETCカードならば、さらに約8%の割り引きを次月に受けることができる点も見逃すことができません。

小さな会社ならば、会社用のETCカードが別にあるだけで、税務申告するときの記帳が楽になります。加えて、個人用のETCと会社用ETCを分けて持っていれば、会社用のETCで利用した高速代金は経費で落としやすくなります。ぶっちゃけこれが一番のメリットかもしれません。

新会社でも審査なしで簡単に発行できるETCカード

少し大きな会社なら、社員間で現金の受け渡しを少なくすることもカード導入の大きなメリットといえます。社用車で高速道路を利用する度に小口伝票を発行し、出納帳に記載するなどの経理にかかる作業は、直接的に利益を生むことのない無駄な作業であるといえます。

起業したての会社の場合、大手クレジットカード会社が発行するETCカードでは、決算状況や資本金などの審査が厳しく、コーポレートカードをつくることが難しいのが現状です。しかし協同組合系のETCカードであれば法人・個人事業主にかかわらず容易に発行することができます。

社用車にETCカードを導入するメリットと、どのカードを選べばいいのか比較・検討できる情報をまとめました。

社用車に最適なETCカードの比較

新会社でも審査なしで簡単に発行できるETCカード

起業したばかりの会社でも決算状況の報告など、面倒な審査がなく簡単に発行できるETCカード高速情報協同組合
その理由はクレジットカード機能を持たないカードのため厳しい審査がなく、信用情報の提出が不要。クレジット機能がなければ従業員に持たせていても安心できます。また必要な枚数分(複数枚)発行することができ、その利用は社用車に限りません。たとえば、社員が自分の車で出張する際にこのETCカードを持たせれば高速道路の利用に限り使用することができます。これはレンタカーでも同様に運用できるので、関東から飛行機で関西に出張し、関西地方をレンタカーで営業して廻る時にも便利に使えます。加えて請求書により高速道路利用の管理が簡単に行えるようになります。



首都高速・阪神高速道路を走るなら、専用ETCカード

主に、首都高速・阪神高速道路を走行する社用車であれば見逃すことができないETCカードが、高速料金の割り引きが受けられる首都・阪神高速ETC

一ヶ月間の高速道路の利用料金に対し、10%~20%まで割り引きされます。

  • 5,000円超~10,000円までの部分 10%割引
  • 10,000円超~30,000円までの部分 15%割引
  • 30,000円超~50,000円までの部分 20%割引
  • 50,000円超の部分 20%割引

例として、一ヶ月間で首都高速道路を70,000円(70,000円は休日割引・深夜割引などを適用したあとの金額)走行した車の場合。

  • 10,000円までが10%割引で9,000円。
  • 10,001~30,000円までが15%割引で17,000円。
  • 30,001~70,000円までが一律20%割引で32,000円。

通常のETCカードで走行した場合の通行料70,000円専用カードなら58,000円12,000円もお得になります。



ETCカード比較一覧表

ETCカード クレジット機能 社用車以外 追加割引
高速情報協同組合 無し OK 無し
首都・阪神高速ETC 無し 10%~20%

社用車にETCカードを導入するメリット。

社用車にETCカードを導入するメリットはいくつかあげられますので項目ごとに記します。
逆にデメリットとして考えられることは、全くカードを使わなかった場合の、年会費や発行手数料だけではないかといえます。

ETCカード割り引きで経費を削減

ETC割り引きが広く普及したため、現在では知らない人が少なくなりましたが、高速道路を走行し出口にて精算をする場合に、ETCカードを利用すれば通行料金が安く割引されます。
これは、高速道路を利用する時間帯や区間・距離などによって細かくメニューが用意されています。主なものだけ以下にピックアップします。

  • 平日朝夕割引
  • 休日割引
  • 深夜割引
  • ETCマイレージサービス
  • アクアマリン割引
  • 圏央道特別割引
  • 圏央道連続利用割引

詳しくはNEXCO東日本が提供するサイト「ドラぷら(ETC・割引情報)」をご覧ください。

ETCカード専用のI.C.で時間の短縮

ETC導入で恩恵をうけるのは我々、消費者だけではありません。高速道路を管理・運営するNEXCO各社も同じで、現金払いのために各料金所に人員を配置するよりもETC専用ゲートを設置してしまえば、その後大幅な人削減が可能です。固定費がかからなければと、サービスエリア(S.A.)に付帯したETC専用の出口専用インターチェンジ(I.C.)が増加してきました。ETCカードを設置していないがために、無駄なガソリン、無駄な時間を浪費する可能性が少なからずあります。

立場が営業車を運転する社員であれば気楽なもので、中距離ドライブか旅行のような気分で、貴重な時間を無駄にするかもしれません。しかし、時間で社員を管理し給与を支払っている経営者の立場であれば、時間もガソリン代も高速代でさえも無駄にすることはできないでしょう。

各車両(社用車)の管理が簡単になる

社用車が複数台存在して、各車両を複数の社員共同で使用している場合、いつどこまで走ったのか、どこでどれくらい給油したのかなど車両の管理が難しくなります。車両管理シートのようなノートを車に設置しても、社員は書いたり書かなかったり、一向に車両管理が上手く行きません。次第に社用車の管理が厳しくルール化されて、その事自体が仕事のようになってしまっては本末転倒といえます。利益をうまないことには、人材も管理も最小限にとどめ、社員には本来の仕事を優先させるべきであるといえます。

経営資源を営業に集中させる

会社内で日常的に行われている業務を思い返してください。出張で社用車を利用した場合、運転した社員がガソリン代や高速料金を個人的に建て替えて支払って、会社に戻ってから精算をするケースが多いでしょう。領収書や明細を小口伝票に貼り付け、勘定科目を記載して合計金額を計算する。これを提出された経理部門は、領収書・明細書の金額に間違いがないか、勘定科目に誤りはないか、合計金額の計算が間違っていないかと再度チェックをしています。

こういった業務が多くの会社で日常的に毎日毎日繰り返されます。出張の多い社員の場合には、経理の締め日近くに慌てて半日かけて集計している場合もあります。こういった利益をうまない業務は経理部門だけに任せるべきであると考えます。お金を稼ぐ立場である営業職に、それ以外の仕事をさせるのはハッキリ言って無駄だと断言できます。

なんのための営業職なのか、どうして経理部門がおいてあるのか考えなおしてみましょう。

経営資源であるリソース(人材・時間)を最大限に活用することが会社経営の基本だといえます。

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