違和感を感じさせる帽子として、日本でも動画が話題になっています。
実は、強烈なピッチャーライナーから投手の頭を守るため、2014年から導入された頭部保護帽子。
かっこ悪くて、現在までかぶってプレーをする選手がいなかったことが問題だとか・・・。
たしかにマー君こと田中将大投手がかぶる姿を想像しにくいです。
しかし、この帽子をぜひともかぶってほしい選手を見つけることができました。
写真は、パドレスの救援投手、アレックス・トーリス選手。
安全だけどかっこ悪くてかぶりたがらない帽子
プロレベルの打球の速さは、想像を絶します。メジャーリーグの投手は、日本人投手に比べて投げ終わった後の身体の流れが大きく、バランスを崩しているように思えます。
ようやく一本足で立っている状態なので、猛スピードで向かってくるピッチャーライナーに反応することが難しいのではないでしょうか。
MLBでは、2012年9月にブランドン・マッカーシー投手(当時アスレチックス)が頭部にライナー性の打球を受けて頭蓋骨骨折の重傷を負う事故が起き、今後の対策が議論されていた。
頭部保護帽子は額、側頭部が通常の帽子よりも厚く設計されており、額部分はライナー性打球の平均時速83マイル(時速約134キロ)を上回る時速90マイル、側頭部は時速85マイルの衝撃まで耐えられるように作られている。
安全性は分かりますが、行き過ぎた感満載でかぶりたがらない選手の気持ちがわかります。
リアルマリオは、レッズのサム・レキュア選手で決まり
しかし、ぜひ、この帽子をかぶってほしい投手をMLBで探しました。
条件は、ピッチャーであること。(ピッチャーでないと意味が無い)
マリオのような口ひげがあること。口ひげは、英語でmustache(マスタッシュ)といいます。日本語にはヒゲの生えている場所で区別がありませんが、英語では単語が違います。
できれば、赤い帽子の球団であると嬉しい。
というわけで、厳格な審査の結果、シンシナティ・レッズのサム・レキュア投手が選ばれました!
写真はシンシナティ・レッズ公式ページより。
ヒゲの具合といい、茶目っ気のある笑顔といい、リアルマリオにふさわしいと思います。
イメージはこんな感じ!