今やテレビで観ない日がないといった人気ぶりのゆるキャラ「ふなっしー」。
ふなっしー関連グッズの昨年度売上が8億6800万円であったことが報じられた。
御存知の通り、ふなっしーは、ある市民が勝手に船橋をPRするために始めたキャラクター。私も「ふなっしーの中の人」の年収を勝手に推計してみたいと思います。
ふなっしーの中の人は家具屋の北見健二さん?
ふなっしーは、ほかのかぶり物キャラクターと違い、中の人が絶妙のボケをかましたり、キレのあるダンスや驚異の跳躍力で聴衆を驚かせるなど、中に入っている人なっしーでは成立しないキャラクターです。
個人が勝手に始めたPRキャラクターですが、丁寧に特許の出願をしています。そこに記された情報から、ふなっしーの中の人が家具屋の店主、北見健二氏ではないかというのがもっぱら定説となっています。
テレビで頻繁に目にするようになってから、私は勝手に“中には芸人さんが入っている”と思い込んでいました。プロレス界に現れたタイガーマスクに佐山聡が入っていたのと同じ発想です。しかし、リアルに一般人だったんですね、驚きました。
そういえば、youtubeを利用して活動し始めた当初の動画には、ふなっしーが家具倉庫のような場所にいるのが目立ちます。(笑)
グッズ売り上げのロイヤリティーは3%・2,600万円?
一般的なキャラクターグッズの場合、グッズの売上に占めるロイヤリティーは、2%~5%だと言われています。
ちょっと、想像していたよりも少ないですね、っていうかロイヤリティー低すぎっ!あと、分母となる金額が大きいだけに、1%の違いで随分と金額に開きがあります。
バカにならないのはテレビ出演料
グッズ販売のロイヤリティー収入は、バカにはできないけど、想像よりも少ない印象ではないですか?
それよりも馬鹿にできないのはテレビの出演料。特にふなっしーの場合は、プロモーションやマネージメントをしてくれる芸能事務所に所属していないため(詳しくは知りませんが)完全取っ払い!出演料イコール収入ではないかと考えます。
ちなみに一流芸人の一時間あたりのギャラは下のような感じ。
出典:日刊ゲンダイ
一時間番組で司会をこなすわけではないので、上に挙げた芸人に比べるとふなっしーの出演料は安くなるかもしれません。しかし、安く見積もったとしても一本50万円以上のギャラで、年間200本以上テレビに出演するというから、ざっと概算しただけでも1億円の出演料。
グッズ販売のロイヤリティーとテレビ出演料をあわせて、1億3,000万円弱といったところかと推計できます。