「ありの〜 ままの〜 姿みせるのよ〜」
間違いなく、今年のトレンドワードです。しかし、ありのままの姿が必ずしも美しいわけではありませんね。
VIO(ブイアイオー)脱毛、初めて耳にしました。
ソニーから、また新しいノートパソコンが出たのかと思いましたが違いました・・・。
VIO脱毛とは?
“VIO(ブイ・アイ・オー)”は、アルファベットの形から連想された造語で、英語などの短縮形・略語ではありません。
これまで、アンダーヘアと呼ばれることが多かったように思います。心理的にもデリケートな部分であることから、使い古された言葉を刷新することで新たな需要を生み出す、脱毛・エステ業界の戦略なのかもしれない・・・(なんて)。
体毛に敏感な欧米の感覚
2012年ロンドンオリンピックで活躍をした内村航平選手。その実力は海外の選手も注目すべきものでした。しかし、欧米の選手たちが強烈に違和感を感じていたのが、内村選手の処理されていないボーボーの脇の下(ワキ毛)であったという。
たしかに、欧米の選手はみなキレイに脇の毛が処理されていてツルツルであるのをテレビでも観ることができます。
こちらは、体操の男子個人総合で金の内村に次いで、銀メダルを獲得したマゼル・ミューエン選手。なるほど、脇の下はツルピカです。
新聞の報道によると、脱毛流行の発信源となったのは、脱毛先進国のアメリカで、きっかけは人気ドラマとなった「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex And The City)」。主人公たちが日常のなかに脱毛を行っているシーンがブームに拍車をかけたという。
サマンサがミランダの水着からアンダーヘアがおもいっきりはみ出ていることに驚き、『ミランダ、ワックスしてないの?!(Jesus honey wax much?)と。
ミランダは『あぁ、水着なんて着るなんて思わなかったからお手入れしてなかったわ』とあっけらかんと言い返します。
しかし、サマンサは『私だったら刑務所にいたってツルツルだわ!』と信じられないといったかんじ。
「映画”SEX AND THE CITY”のアンダーヘアトーク!」より
脱毛ブームは日本にも
日本でも、より広い範囲を脱毛処理ができて、痛みの少ない光脱毛を採用するエステサロンが増えているという。脱毛専門サロンのミュゼプラチナムではVIOをまとめて処理できるコースを2009年から採用しているという。
→ ミュゼプラチナム
また、新聞報道の写真にあるTBCグループもVIO脱毛に力を注いでいる。
→ VIO+両ワキ脱毛6,000円
口ヒゲは鼻をかむのが難しい
女性の方には理解がしがたいと思いますが、鼻の下に生やす口ヒゲは、風邪をひいた場合に鼻をかむのに気を遣います。勢い良く鼻をかむと、どうしたって鼻水が口ヒゲについてしまうんです。そこに毛がなければサッと拭き取ってしまうことが出来るのですが、そうもいきません。
人の集まる場所にはトイレが必要であるように、人間にも排泄を担う部分(VIO)がどうしても必要です。そして、トイレやVIOといった場所は、とりわけ清潔であるべきだと考えます。