ダイエットの最強ツール、ランニング!走ることで得られる好循環

以前から、ランニングをしていることを何度か話しています。

お腹まわりは、まだプヨプヨしていますが、それでも以前と比較にならないほどウエストが細くなりました。

ランニングは痩せます!なぜ痩せるのかを二つ例にあげて解説します。

ランニングをすると熟睡できる

ランニングをするとよく眠ることができます。特にインターバル・トレーニングやビルドアップ走など、強めのトレーニングをすると疲労困憊して眠くなります。

早朝、出勤前にトレーニングをする人は、チョット注意が必要なくらい午前中から眠くなります。私は、夜の涼しくなった時間に走ることが多いです。走ったあとは例外なく熟睡することができます。

質の高い睡眠と痩せることは相関性が高いようです。

下の引用は、イギリスの女性113,000人に調査したところ、寝る時に暗くする習慣のある人ほど痩せていて。逆に、明るいまま眠る人は肥満傾向にあるという。

癌研究所の研究チームの調査によると、寝室の明るさと肥満に相関関係がみられた。

今回の研究では英国の16歳以上の女性113,000人を対象に、寝室の明るさと肥満度の関係を調べている。

被験者の寝室の明るさ指標

  • 本が読める明るさ
  • 部屋全体は見えるが、本は読めない明るさ
  • 自分の手は見えるが、部屋全体は見えない明るさ
  • 何も見えないほど暗いか、アイマスクを使用
  • 肥満度はBMI値のほか、ウエストとヒップの比率、身長とウエストの比率、ウエストサイズを使用。睡眠時間や活動量、アルコール摂取や喫煙の有無などによる影響分を調整した結果、寝室が明るいほど肥満度が高いことが判明した。

    出典:BBCニュース“Light bedrooms ‘link to obesity’”

    走ったあとはお腹が減らない

    運動したあとは食事が美味しいといわれています。しかし、実感として走ったあとには、それほどお腹が減ることはありません。

    一度に沢山の食事をとると血糖値が上昇します。自然、上昇した血糖値を下げるためにインスリンを大量に分泌するように働きかけます。
    インスリンは脂肪を体内に溜め込もうとするホルモン。なるべく、インスリンを分泌しないよう心がけたほうが太りにくくなります。

  • 食事はゆっくり噛んで食べる。
  • 早く食べると太る。
  • このように言われているのは、インスリンの分泌量をコントロールするためです。

    食べるスピード以外に、もう一つインスリンの分泌を抑制する方法があります。それは血糖値を下げすぎないこと。
    血糖値が下がることで、空腹感が生まれます。(空腹感は食欲に直結しています。)血糖値を常に高いレベルに保つことができれば、早食い・ドカ食いをすることがなく、結果的にインスリンの分泌も少なくなります。

    人は運動をすることで血糖値が上昇します。ランニングなどの運動が始まると、身体はエネルギーの消耗を補おうとして、肝臓に蓄積されている糖分をエネルギーとして血液中に放出します。このことが血糖値を引き上げるのです。

    これは、経験上納得ができます。皆さんにも、部活が終わったあとに何も食べたくないと思ったことはないですか。

    走ることでうまれるダイエットの好循環

    走れば、直接的にカロリーを消費します。
    摂取する(食べる)カロリーよりも、消費(運動)するカロリーの量が多ければ、結果的に痩せることができます。

    しかし、単にカロリーの足し算・引き算だけではなくて、走ることによる熟睡効果と空腹感を感じない効果が相乗効果として生まれます。

    ランニングをすることで得られるダイエットのメリットは意外に多いことが分かります。