花粉症に効くサプリとヨーグルト

恥ずかしながら、私は重度の花粉症です(でしたって言ってもいいのかな?)。

3年ほど前に総合病院にて受診したアレルギー反応調査では以下の様な診断内容。

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花粉症アレルギー反応調査票

アレルゲン調査チャートでは、かもがや(カモガヤ)・すぎ(杉)に陽性の反応が出ています。

この結果は、けっこう過酷なことです。なぜなら、発症する時期が異なっているから。ご存知のようにスギ花粉は1月後半から5月前半にかけて飛散します。一方でイネ科の植物、カモガヤは5月から8月まで花粉が飛散します。つまり、1月後半から8月まで、ほとんどの期間を花粉症の症状とともに過ごさなければならない。

節分・ひな祭り・花見・バーベキュー・ゴールデンウィーク・夏休みと、一年のほとんどの楽しいイベントをマスク着用・ティッシュ持参で参加していました。

しかし、昨年から花粉症の症状がほとんど、でなくなりました。花粉症対策グッズや花粉症に効くサプリ、効果があると言われる甜茶やシソなど、あらゆるものを生活に取り入れて、花粉症を封じ込めようとした結果、何が一番効いたのか、自分でもよく分からなくなってしまいましたが、とにかく私の花粉症の症状は改善しました。私が行った花粉症対策をシェアしていきたいと思います。

花粉症に効くじゃばらサプリ

耳慣れない言葉ですが、和歌山県の北山村を原産地とする柚子(ゆず)に似た柑橘類。江戸時代から北山村で栽培されていた種を1979年に種苗法で品種登録されています。
じゃばら
画像出典:Wikipedia「ジャバラ」

特徴としては、柚子に比べても酸味が強いので、搾った汁をそのまま飲むのではなくジャムやゼリーなどの加工品として食用にされるようです。また、その果汁にフラボノイド成分が多く含まれていて、これが花粉症の症状改善に役立っていると、岐阜大学医学部の「臨床免疫・アレルギー科」(2008年9月)にて、報告がされています。

2014年3月の金スマ(テレビ)でも紹介されていた「じゃばらジュース」。

金スマで紹介「じゃばらジュース」
画像出典:裏金スマブログ「今夜はひとり農業」

金スマでは、じゃばらを搾った「じゃばらジュース」をそのまま飲んでいました。相当すっぱそうな感じで、テレビとしてはオイシイ映像が録れたのかもしれません。

根性なしの私は、すっぱいじゃばらジュースは飲んでも続かないのでサプリで摂取。→北山村産のじゃばらサプリ。



1日の服用数は3~6粒となっています。貧乏性の私は最低限の1日3粒、朝・昼・晩の食事後に飲みました。普通の人より花粉症の期間が長いので1日の摂取量を減らしています。(もったいないから)

シソ・甜茶・シジュウム

花粉症に効くとされるなかで、知名度がある順番にいうと、甜茶・シソ・シジュウムの順だろうか。
それぞれに効果が高いとされている成分が入った3種がブレンドされてティーバッグになっています。

これは、30袋入りで400円前後と安価、一杯あたりが100円ちょっとなので、始めやすいと思います。

私はタバコを吸わないせいか、仕事中などに、ひっきりなしにお茶(煎茶)やコーヒーを飲んでいました。花粉症シーズンは、これらカフェインの摂取を極力控えて、このお茶を飲むようにしています。もしかしたら花粉症を引き起こす原因物質としてカフェインが何らか作用しているかもしれません。甜茶・シソ・シジュウムを摂取したからなのか、カフェインを控えたから花粉症の症状が改善したのかは定かではありません。

甜茶は中国由来の甘みのある飲みやすいお茶。原材料は甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)というバラ科の植物で、ポリフェノールと抗ヒスタミンが花粉症に効果があるようです。

シソは日本の代表的なハーブ。とくに梅と相性が良いのか梅干しや梅昆布茶などに利用されています。しその葉には、やはりポリフェノールが多く含まれています。経済アナリストの伊藤洋一氏が花粉症に効果が高いと仰っていました。

シジュウムは、耳慣れないかもしれませんが、グアバのこと。グアバの葉部分にはポリフェノール化合物であるタンニンや、ビタミンB・ビタミンCが含まれ、アレルギーへの作用が確認されています。グアバを原材料にしたサプリも販売されているようですが私は試していません。他にも日焼けによるシミ・そばかすを防いでくれる作用があるようです。

毎日、一杯のヨーグルトも欠かせない

以前は、ブルガリアヨーグルトを朝食時に食べていました。2014年からは、テレビでも話題になったR-1ヨーグルトに切り替えてます。

R-1ヨーグルトは、他のプレーンヨーグルトに比べ、ちょっと甘みがあるので食べやすい。とくに酸っぱい味が苦手な人には良いでしょう。冬場にはインフルエンザの予防に効果があるとテレビでも紹介されていて、一時的にスーパーでは品薄状態だったようです。

ヨーグルトは乳酸菌が花粉症に効くようですね。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内細菌の代表格ともいえます。口から食べたものが身体に取り入れられたり、取り入れられなかったりするのは、その人の持っている腸内細菌が作用していると考えられています。これは、人による体質そのものと言っていいですね。乳酸菌を適量摂ることは腸内を弱酸性に保つ効果があります。この弱酸性が、(比較的)悪い菌が活動しにくく、良い菌が活動しやすい腸内の環境だとされています。アルカリ性になっても、より酸性になっても腸内細菌のバランスが悪くなるようです。

直接的にはlgE抗体の分泌を抑制する効果が乳酸菌にあると言われています。

まとめとして

冒頭にも書きましたが、とにかくサプリを摂取したりお茶を飲んだりヨーグルトを食べたりと色々なことを花粉症のためにやりました。すべてを同時並行的に取り入れたために、果たしてどれが花粉症に効いているのかよく分からなくなっています。だから何かひとつ効果があるものを始めたいという人から相談されても、残念ながら、なにをお勧めしていいのか分かりません。

他に、関係があるかどうか分かりませんが、花粉症対策を始めた頃から、ちょうどジョギングをしていて、徐々に体重が落ちて5キロくらい痩せました。基礎代謝が増えた・体脂肪が少なくなった、この2つのことが花粉症に効果があるのかないのか分かりませんが、一応記しておきます。

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